近年の日本人は加工された食品や肉類を多く摂ったり、柔らかく消化しやすいものへの偏食が増えたり、食環境に比例して、お通じに不安のある方はかなり増加しています。
たとえば、生ゴミを一日中外に出しておくとどうなるでしょう?ものすごい悪臭を放つはずです。さらに時間の経過した生ゴミがどうなるのか、想像しただけでぞっとします。
しかし、同じようなことが体の中で起こっていたら?人の体温はだいたい36度。これは真夏の気温と同じか、それ以上です。
お通じの悪い方の腸にはずっと消化・吸収の終わった食べ物のカスが残って、腐敗が始まっているはず。腸内では硫化水素、アンモニア、ヒスタミンなど、悪臭のある有害な物質が発生します。
これらはいろいろなかたちで体に影響を与えていきます。「お腹の中のものを放っておくと、様々な病気の原因になる」といわれている理由です。 |